シロです。

「ハイブリッド自動車は燃費が良い」とよく言われます。
確かにハイブリッド自動車は電気で走る分があるため、
ガソリン自動車に比べて、ガソリン代は安いかもしれません。
しかし、ハイブリッド自動車は車体価格が高いことでも有名です。

今日は、「ハイブリット自動車とガソリン自動車はどちらが安いのか」について検証します。


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ハイブリッド自動車がお得な点

まずは、ハイブリッド自動車のほうが、コスト面で優れている点を紹介します。

ハイブリッドのメリット1:ガソリン代が安い

ハイブリッド自動車の最大のメリットは、ガソリン代が節約できることです。

ハイブリッドカーとは、もともと動力源が複数あり、状況によって使い分ける自動車を指します。
一般的には、ガソリンを使うエンジンと、電気を使うモーターとの組み合わせです。

 エンジンのみの車(ガソリン車)は、当然ながらガソリンを常に消費します。
しかし発進や坂道、低速時などは、ガソリンが動力に変換される効率が低く、燃費が下がります。
ハイブリッドカーは、これらのエンジンが不得意な状況でモーター駆動にし、
ガソリンの消費を抑えて、燃費を高めています。

Hondaフィットの燃費のカタログ値、および実際の燃費は以下です。

タイプ カタログ燃費 実際の燃費
ハイブリッド車36.4km/L17.0~25.0km/L
 ガソリン車 13G(1300cc) 26.0km/L12.0~17.0km/L
 ガソリン車 RS(1500cc) 21.4km/L15.0~20.0km/L
※実際の燃費は価格.com等の口コミの値を参考にしています。

実際に運転するとわかりますが、車の燃費は急加速や渋滞などの要因で変わってきます。
実際の燃費は、カタログ値の50%~70%程度であることが多いようです。

ハイブリッドのメリット2:税金が安い

自動車を持つ場合、以下のような税金がかかります。

①自動車取得税
購入価格が50万円以上の自動車を、取得(購入)するときにかかる税金です。
一般的に、新車の場合は取得価格の3%が課されます。
消費税が10%になるタイミングで廃止される予定です。

②自動車重量税
継続検査、いわゆる車検のときに支払う税金です。
自動車重量税は、自動車の重さによって決まり、自家用車は重さ0.5トンごとに税額が変わります。

③自動車税(軽自動車は軽自動車税)
4月1日時点に車を所有している人に対して課される税金です。
5月初旬ごろに納税通知書兼納付書が郵送され、一般的に5月末までに払います。

ハイブリッド車の多くは、これらの税金の優遇制度(エコカー減税)が適用されます。
エコカー減税とは、地球環境への悪影響が少ない、高燃費の車を所有することを優遇する減税制度です。

以下に、フィットの場合の税金額を掲載します。

タイプ 取得税 重量税自動車税
ハイブリッド車0円(非課税)0円(5年目まで)
7,500円(5年目~)
約34,500円
約9,000円(2年目のみ)
 ガソリン車 13G(1300cc) 約35,700円12,300円34,500円
 ガソリン車 RS(1500cc) 約41,000円16,800円34,500円


ガソリン自動車がお得な点

次に、ガソリン自動車の方が、コスト面で優れている点を紹介します。

ガソリン車のメリット1:車体価格が安い

ハイブリット社は、ガソリン車に比べて効果な部品が必要になります。
そのため、車体の本体価格も高くなります。

ここでも、フィットの場合のメーカー小売り希望価格を紹介します。

タイプ メーカー小売り希望価格
(税抜き価格) 
ハイブリッド車1,699,920円
(1,574,000円)
 ガソリン車 13G(1300cc) 1,428,840円
(1,323,000円)
 ガソリン車 15G(1500cc) 2,050,920円
(1,899,000円)



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ハイブリッドカーとガソリン自動車のランニングコストを比較

それでは、ハイブリッドカーとガソリン自動車のランニングコストを比較します。

前提条件は、一般的な家庭を想定して、以下とします。

一年間の走行距離:6,000km(一か月500km)
ガソリン代:133円/L(2019年2月22日の価格)
燃費:実際の燃費の平均値を使用
車検:2年に一回と仮定

これらの条件で、平均的な使用年数といわれる13年(156か月)の
トータルコスト(本体価格+ガソリン代+税金)を計算した結果がこちらです。
なお、車検代や保険料などは、ハイブリッドカーとガソリン車の差が小さいため、
今回の計算では考慮していません。
図1



ガソリン車の価格推移がかくかくしているのは、
1年ごとに自動車税、2年の車検ごとに重量税がかかっているからです。

ハイブリッド車のトータルコストは、約103か月目(8.6年)でガソリン車より安くなります

ただし、ハイブリッド車のコストメリットは、ガソリン代だけです。
1年間の走行距離が短くなれば、ハイブリッドのトータルコストが
ガソリン車を下回るまでの期間は、長くなります。

参考までに、1か月の走行距離が322km(1日約10km)を下回ると、
ハイブリッド車のトータルコストは、13年後までガソリン車よりも安くなりません。

週に数回、買い物に行くぐらいで使用される方は、
ハイブリッドとガソリン車、どちらがコストメリットがあるかしっかり考えたほうがよいです。

おわりに

今回は、Hondaのフィットを例に、
ハイブリッド車とガソリン車のトータルコストを比較しました。

もちろん、車種による違いはありますが、フィットの場合、
ハイブリッドがガソリン車よりもお得になりはじめるのは、
走行距離が月600kmで使用して8.7年
かかります。
また、月322kmでは、ガソリン車の方がトータルコストが安いようです。

8.7年というと、早い人は車の買い替えを検討し始めるころですね。
ハイブリッドか、ガソリン車か。
自身の車の使用目的、使用量に合わせて、賢く選びましょう。

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