シロです。

レオパレス21の施工不良が、当時の社長の指示であった可能性が公表されました。

この問題の原因は、レオパレス21のアパートが建築基準法違反であることです。
従来、屋根裏には「界壁」(かいへき)という部屋と部屋を仕切る壁が天井まであります。
レオパレス21のアパートは、この界壁がないため、隣の部屋の音が天井を通じて聞こえたり、
火災が天井を通じて全戸に広がる危険性があります。

2019/3/19に行われた第三者委員会の発表では、
これらの施工不良は、工期短縮や作業効率化を狙った、故意であった可能性が指摘されました。

レオパレス21は、昔から投資家にサブリース契約を勧めてきました。
サブリース契約とは、不動産管理会社が住宅などの物件を一括で借り上げて、賃貸経営、管理する契約です。
契約期間中、物件の所有者には、家賃収入が支払われます。
レオパレス21は、自社の物件を投資家に売却し、その物件をサブリース契約で借り上げて賃貸経営、管理してきました。
さらに、レオパレス21は、居住者がいなくても30年間は安定した家賃収入を保証していました。

今回の施工不良問題の発覚で、レオパレス21は居住者に転居を進めています。
このため、サブリース契約していた投資家は、今後の家賃収入が期待できません。
さらに、物件購入費用は、投資家が負担したままとなっています。

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そもそもレオパレス21の居住者は、昔からさまざまな苦情を訴えてきました。
「壁が薄くて、隣人の生活音が気になる」
「上の部屋の足音やTVの音が聞こえる」
「レオネットの通信速度が遅い」
「退去時に高額な費用を請求される」
(4年未満で退去する場合には、基本清掃料(3万円以上)を請求)

2012年には、一方的な解約をする居住者が増えたため、
複数の物件オーナーが、レオパレス21を訴えていたそうです。
この時、オーナーの独自調査によって界壁問題が判明し、
裁判所が2012年にそれを通知すると、レオパレス側は和解を受け入れたそうです。

レオパレス21は、少なくとも7年前から、施工不良問題を知っていたことになります。
このような施工不良は、完全に施工者の責任であり、レオパレス21は修繕費を全額負担するべきです。


一方、物件オーナーは、施工不良問題で投資家は家賃収入を絶たれ、物件購入時の負債が残されました。
しかし、そもそも不動産への投資は、初期費用が高く、回収までに時間がかかります。
また、物件そのものだけでなく、物件の周囲の状況によって、収入も大きく変動します。

今回の施工不良問題で、今後、レオパレス21からの「家賃収入保障」は期待できないでしょう。
しかし、そのようなデメリットは、物件の購入時に予期しておくべきだと思います。

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