シロです。

アメリカたばこ大手メーカー、アルトリア・グループ(ティッカーMO)が、
2019年第1四半期(1~3月)の決算を発表しました。

売上高は56億3,000万ドルと、昨年同時期(61億8,000万ドル)に比べて7.9%減少しました。

第1四半期の純利益は11億2,000万ドル、1株あたりの利益(EPS)は0.90ドルでした。
昨年の同時期の純利益は18億9,400万ドル、1株あたり0.95ドルでしたので、5.3%減少しました。

ただし、第1四半期のEPS減少については、予想通りだったようです。
これはカナダのマリファナ大手メーカークロノスや、電子タバコの最大手JUULへの資金提供のために債務を発行し、その支払利息が発生したためです。

2019年の通年のEPSの見通しは、4.15~4.27ドルと変更はありませんでした。

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図1

2019年第1四半期の売上高について、各部門が占める割合は上図の通りです。
たばこは紙巻たばこ、無煙たばこは電子タバコ(iQOS:アイコス)の売上です。

売上の8割を占める紙巻たばこの売上は37億3,200万ドルと、
昨年同時期(40億1,300ドル)に比べて7.0%減少しました。
販売数量が昨年に比べて14.3%減少したことが原因です。
紙巻たばこの販売数量の変化は次の通りです。
・マルボロ -13.5%
・プレミアム商品 -17.3%
・ディスカウント商品 -20.2%

また、紙巻たばこから電子タバコに変える方も増えてきていますが、
電子タバコの販売量も2.2%減少しています。


自社株買いについて、アルトリアグループは現在20億ドル分の自社株買いを遂行しています。
第1四半期も270万株(1億5,100ドル)の自社株買いを行い、2019年第2四半期末までに完了予定と発表しています。
図2


たばこは嗜好品として定着しており、一定の収益が見込めていましたが、現在販売量は減少しつつあります。
これは、日本だけでなく、アメリカでもたばこに対する規制が強化されてきているためです。
また、新しいたばことして登場したiQOSのアメリカでの販売を、米国政府機関FDA
(アメリカ食品医薬品局)が許可しないことも販売量減少の一因です。

第1四半期の決算発表を受けて、株価は一時50.89ドルまで急落しました。

しかし、アルトリアグループは、配当増加、自社株買いにより株主還元を行ってきた会社です。
株価は現在52.79ドル、年間配当は3.2ドルを予定していますので、
年間配当利回りは6.1%とかなり高めであり、今が投資のチャンスとも言えます。

シロは、配当が減少するまでは買い増しを続けてよいと考えています。

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