シロです。
KDDIが、2019年6月1日より、携帯ブランドauの新料金プラン「新auピタットプラン」、「auフラットプラン7プラス」を開始すると発表しました。
auの料金プラン変更は、2017年に導入した「auピタットプラン」「auフラットプラン」以来2年ぶりです。
KDDIの発表では、「最大4割値下げ」と宣言しており、
同じく最大4割値下げを発表したdocomoを意識していると考えられます。
本当に4割も値下げが可能なのでしょうか?
今日は、auの新料金プランを紹介するとともに、旧料金プランの料金と比較してみました。
まずは、それぞれのプランの特徴を紹介します。
通信量は、①1GBまで、②1~4GB、③4~7GBの三段階です。
7GBを超えた場合の通信速度はまだ発表されていませんが、
これまでの傾向から128kbpsに制限されると考えられます。
このプランでは、さらに以下のSNSを使用する場合にはデータ容量を消費しません。
対象のSNS:メッセージ、Facebook、Instagram、Twitter
※2019年秋以降に対応するまでは、データ容量を消費します。
※Facebookのメッセンジャー、Twitter でGIF画像を投稿、再生する場合はデータ容量を消費
また、7GBを超過した場合、速度制限は最大300kbpsとなります。
従来、速度制限時は最大128kbpsでしたので、この点は改善点と言えます。
上の表は、auのホームページに紹介されている「新auピタットプラン」、「auフラットプラン7プラス」の基本料金、およびその割引きをまとめたものです。
これらの割引きの内容、および注意点について見ていきましょう。
割引額は、新auピタットプラン、auフラットプラン7プラスともに共通で、次の通りです。
家族2人が加入:-500円
家族3人が加入:-1,000円
2019年6月1日~2019年9月30日の期間は、家族の人数にかかわらず、-1,000円/月の割引きが受けられる「家族割プラス スタートキャンペーン」を実施中です。
ただし、スマホプラン契約のみの場合、「家族」は同居している家族のみに限られます。
対象の固定通信サービスに契約している場合は、別住所の50歳以上の家族も対象となります。
対象固定通信サービス
〇光サービス: auひかり、auひかり ちゅら、コミュファ光、eo光、
ピカラ光、メガエッグ、BBIQ、ひかり J
〇ケーブルテレビ:J:COM、提携先ケーブルテレビ
auスマートバリューが適用されて割引きが受けられます。
各プランで受けられる割引き額は、次の通りです。
・新auピタットプラン:-500円
・auフラットプラン7プラス:-1,000円
対象の固定通信サービス、およびauスマートサポートの詳細は次の通りです。
〇光サービス: auひかり、auひかり ちゅら、コミュファ光、eo光、
ピカラ光、メガエッグ、BBIQ、ひかり J
〇ケーブルテレビ:J:COM、提携先ケーブルテレビ
〇auスマートサポート
スマートフォンを使いこなせない方向けのサポートサービス
料金は、加入月は3,000円、4か月目以降は480円/月
固定通信サービスに比べて、スマートサポートの方が契約料金は安いです。
それでも、スマートサポートは加入月に3,000円かかり、4か月目以降は月額380円かかります。
つまり2年間で10,980円、1か月あたり457.5円かかります。
割引き額-500円の新auピタットプランでは、実質の割引きはわずか42.5円です。
2年契約は自動更新であり、途中で解約した場合には、9,500円の違約金が発生します。
通話をするためには、20円/30秒の別料金が必要になります。
また、通話時間が長い方のために、下記の定額通話プランが用意されています。
料金は700円/月であり、5分を超えた分については20円/30秒がかかります。
料金は1,700円/月です。
4GB、7GB使用する場合について、料金をシミュレートしてみました。
【契約内容】
・新規契約で、現在のスマホを継続利用(機種代なし)
・旧プランは、auピタットプラン(スーパーカケホ)
・auスマートサポートに加入し、auスマートバリューを適用。
・家族は3人加入していると仮定(割引き額-1,000円/月)
※2年縛りのため、24か月目まで計算
旧プランの割引きサービスであるスマホ応援割は、割引き期間は1年間のみでした。
新プランでは、このスマホ応援割の代わりに家族割プラスを導入し、
割引き期間の制限をなくしたことで、大幅に料金が安くなっています。
新プランの料金は、旧プランに比べて、データ容量が月4GBの場合は46,000円(約36%)、
データ容量が7GBの場合は50,000円(約32%)安くなります。
特徴と割引き内容について紹介するとともに、
新料金プランと旧料金プランの料金を比較しました。
新料金プランで毎月4、7GB使用した場合の2年間の料金は、
旧料金プランに比べて約3~4割安くなっており、報道内容は正しいようです。
しかし、依然月額料金は1~4GBで3,500円程度であり、
格安SIMのY!Mobileや、LINEモバイルの3GBで2,000円代には及ばないようです。
シロは、今後もauにはお世話にならず、格安SIMと仲良くしたいと思います。
参考記事:格安スマホIIJ mioを三年間使った感想と、平均月額を大公開!
KDDIが、2019年6月1日より、携帯ブランドauの新料金プラン「新auピタットプラン」、「auフラットプラン7プラス」を開始すると発表しました。
auの料金プラン変更は、2017年に導入した「auピタットプラン」「auフラットプラン」以来2年ぶりです。
KDDIの発表では、「最大4割値下げ」と宣言しており、
同じく最大4割値下げを発表したdocomoを意識していると考えられます。
本当に4割も値下げが可能なのでしょうか?
今日は、auの新料金プランを紹介するとともに、旧料金プランの料金と比較してみました。
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この記事の内容
・新auピタットプラン、auフラットプラン7プラスの特徴
・新auピタットプランの特徴
・auフラットプラン7プラスの特徴
・新auピタットプラン、auフラットプラン7プラスの料金と割引き
・割引き1:家族割プラス
・割引き2:auスマートバリュー
・注意点1:2年契約
・注意点2:通話は別料金
・通話サービス1:通話定額ライト
・通話サービス2:通話定額
・新プランと旧プランの料金を比較
・おわりに
・新auピタットプラン、auフラットプラン7プラスの特徴
・新auピタットプランの特徴
・auフラットプラン7プラスの特徴
・新auピタットプラン、auフラットプラン7プラスの料金と割引き
・割引き1:家族割プラス
・割引き2:auスマートバリュー
・注意点1:2年契約
・注意点2:通話は別料金
・通話サービス1:通話定額ライト
・通話サービス2:通話定額
・新プランと旧プランの料金を比較
・おわりに
新auピタットプラン、auフラットプラン7プラスの特徴
まずは、それぞれのプランの特徴を紹介します。
新auピタットプランの特徴
新auピタットプランは、月の通信量に応じて3段階の基本料金が適用されます。通信量は、①1GBまで、②1~4GB、③4~7GBの三段階です。
7GBを超えた場合の通信速度はまだ発表されていませんが、
これまでの傾向から128kbpsに制限されると考えられます。
auフラットプラン7プラスの特徴
auフラットプラン7プラスは、データ容量が毎月7GBまでのプランです。このプランでは、さらに以下のSNSを使用する場合にはデータ容量を消費しません。
対象のSNS:メッセージ、Facebook、Instagram、Twitter
※2019年秋以降に対応するまでは、データ容量を消費します。
※Facebookのメッセンジャー、Twitter でGIF画像を投稿、再生する場合はデータ容量を消費
また、7GBを超過した場合、速度制限は最大300kbpsとなります。
従来、速度制限時は最大128kbpsでしたので、この点は改善点と言えます。
新auピタットプラン、auフラットプラン7プラスの料金と割引き
新auピタットプラン | auフラットプラン7プラス | ||||
---|---|---|---|---|---|
通信量 | ~1GB | 1~4GB | 4~7GB | 7GB | |
基本料金 | 2,980円 | 4,480円 | 5,980円 | 5,480円 | |
auスマートバリュー | -500円 | -1,000円 | |||
家族割 プラス | 3人以上加入 | -1,000円 | |||
2人以上加入 | -500円 |
上の表は、auのホームページに紹介されている「新auピタットプラン」、「auフラットプラン7プラス」の基本料金、およびその割引きをまとめたものです。
これらの割引きの内容、および注意点について見ていきましょう。
割引き1:家族割プラス
auでは初めての家族割引き制度である「家族割プラス」が導入されます。割引額は、新auピタットプラン、auフラットプラン7プラスともに共通で、次の通りです。
家族2人が加入:-500円
家族3人が加入:-1,000円
2019年6月1日~2019年9月30日の期間は、家族の人数にかかわらず、-1,000円/月の割引きが受けられる「家族割プラス スタートキャンペーン」を実施中です。
ただし、スマホプラン契約のみの場合、「家族」は同居している家族のみに限られます。
対象の固定通信サービスに契約している場合は、別住所の50歳以上の家族も対象となります。
対象固定通信サービス
〇光サービス: auひかり、auひかり ちゅら、コミュファ光、eo光、
ピカラ光、メガエッグ、BBIQ、ひかり J
〇ケーブルテレビ:J:COM、提携先ケーブルテレビ
割引き2:auスマートバリュー
スマホ契約と同時に、以下の固定通信サービスか、auスマートサポートに契約した場合、auスマートバリューが適用されて割引きが受けられます。
各プランで受けられる割引き額は、次の通りです。
・新auピタットプラン:-500円
・auフラットプラン7プラス:-1,000円
対象の固定通信サービス、およびauスマートサポートの詳細は次の通りです。
〇光サービス: auひかり、auひかり ちゅら、コミュファ光、eo光、
ピカラ光、メガエッグ、BBIQ、ひかり J
〇ケーブルテレビ:J:COM、提携先ケーブルテレビ
〇auスマートサポート
スマートフォンを使いこなせない方向けのサポートサービス
料金は、加入月は3,000円、4か月目以降は480円/月
固定通信サービスに比べて、スマートサポートの方が契約料金は安いです。
それでも、スマートサポートは加入月に3,000円かかり、4か月目以降は月額380円かかります。
つまり2年間で10,980円、1か月あたり457.5円かかります。
割引き額-500円の新auピタットプランでは、実質の割引きはわずか42.5円です。
注意点1:2年契約
新auピタットプラン、auフラットプラン7プラスの料金は、いずれも2年契約時の料金です。2年契約は自動更新であり、途中で解約した場合には、9,500円の違約金が発生します。
注意点2:通話は別料金
新auピタットプラン、auフラットプラン7プラスともに、基本料金はデータ通信のみの料金です。通話をするためには、20円/30秒の別料金が必要になります。
また、通話時間が長い方のために、下記の定額通話プランが用意されています。
通話サービス1:通話定額ライト
5分以内の国内通話が無料となる定額サービスです。料金は700円/月であり、5分を超えた分については20円/30秒がかかります。
通話サービス2:通話定額
国内通話が、無料で利用できる定額サービスです。料金は1,700円/月です。
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新プランと旧プランの料金を比較
では、新auプランの料金は、旧料金プランと比べて安いのでしょうか?4GB、7GB使用する場合について、料金をシミュレートしてみました。
【契約内容】
・新規契約で、現在のスマホを継続利用(機種代なし)
・旧プランは、auピタットプラン(スーパーカケホ)
・auスマートサポートに加入し、auスマートバリューを適用。
・家族は3人加入していると仮定(割引き額-1,000円/月)
データ利用量/月 | 4GB (3~5GB) | 4GB (1~4GB) | 7GB (5~20GB) | 7GB | |
---|---|---|---|---|---|
プラン | auピタット プラン (旧プラン) | 新auピタット プラン (新プラン) | auピタット プラン (旧プラン) | auフラット プラン7プラス (新プラン) | |
利用料金 | 6,480円 | 4,480円 | 7,480円 | 5,480円 | |
スマホ応援割 | -1,000円 (1年間) | なし | -1,000円 (1年間) | なし | |
auスマートサポート | 1か月目3,000円 4か月~380円 | 1か月目3,000円 4か月~380円 | 1か月目3,000円 4か月~380円 | 1か月目3,000円 4か月~380円 | |
auスマートバリュー | 永年-1,000円 | 永年-500円 | 永年-1,000円 | 永年-1,000円 | |
家族割プラス | なし | -1,000円 | なし | -1,000円 | |
月額料金 | 1か月目 | 5,480円 | 5,980円 | 8,480円 | 6,480円 |
2か月~3か月 | 4,480円 | 2,980円 | 5,480円 | 3,480円 | |
4か月~12か月 | 4,860円 | 3,360円 | 5,860円 | 3,860円 | |
13か月~24か月 | 5,860円 | 3,360円 | 6,860円 | 3,860円 | |
24か月総額 (1か月平均) | 128,500円 (5,354円) | 82,500円 (3,438円) | 154,500円 (6,438円) | 94,500円 (3,938円) |
旧プランの割引きサービスであるスマホ応援割は、割引き期間は1年間のみでした。
新プランでは、このスマホ応援割の代わりに家族割プラスを導入し、
割引き期間の制限をなくしたことで、大幅に料金が安くなっています。
新プランの料金は、旧プランに比べて、データ容量が月4GBの場合は46,000円(約36%)、
データ容量が7GBの場合は50,000円(約32%)安くなります。
おわりに
auの新料金プランである「新auピタットプラン」、「auフラットプラン7プラス」の特徴と割引き内容について紹介するとともに、
新料金プランと旧料金プランの料金を比較しました。
新料金プランで毎月4、7GB使用した場合の2年間の料金は、
旧料金プランに比べて約3~4割安くなっており、報道内容は正しいようです。
しかし、依然月額料金は1~4GBで3,500円程度であり、
格安SIMのY!Mobileや、LINEモバイルの3GBで2,000円代には及ばないようです。
シロは、今後もauにはお世話にならず、格安SIMと仲良くしたいと思います。
参考記事:格安スマホIIJ mioを三年間使った感想と、平均月額を大公開!
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