シロです。

宅配ポータルサイト「出前館」を経営する夢の街創造委員会が、
2019年8月期(2018年9月1日~2019年8月31日)の決算短信を発表しました。

営業利益は3,900万円の赤字と、前年同時期(8億3,700万円黒字)から約9億円減少しました。
また、純利益は1億300万円の赤字でした。

2020年8月期(2019年9月1日~2020年8月31日)の純利益予想を16億円の赤字と発表しました。
2019年8月期の純利益予想は3億円の赤字であり、2期連続の赤字予想です。
1株あたりの利益(EPS)は39.21円の赤字と予想されています。

決算短信は10月10日(木)引け後に発表されました。
株価は、最近は1,500円前後を維持していましたが、明日以降の株価減少が懸念されます。

図1



夢の街創造委員会は、2019年8月期の純利益を3億円の赤字と予想していました。
2019年8月期の赤字は1億300万円ですので、赤字額は予想範囲内です。

赤字の内訳は、シェアリングデリバリーの拠点拡大や、システム改善、
店舗・拠点における業務効率化のための事業投資など、将来の黒字化を目指したものです。
決算資料では、アクティブユーザー数、加盟店舗数、オーダー数が、
いずれも前年比110%以上増加したと発表されました。


決算では年度毎の数字の発表でしたので、毎月発表されている経営指標の数値をまとめました。

図6

加盟店舗数は、毎月着実に増加しており、2019年8月期で2,704店舗増加しました。
図3
アクティブユーザー数も毎月増加しており、2019年8月期で31万人増加しました。

図4
2019年8月期のオーダー数は、月ごとの統計では見えにくいですが、
2018年8月期に比べて513万件増加しました。

図2
シェアリングデリバリー拠点数も、2018年8月期に比べて約4倍に増加しています。
シェアリングデリバリー拠点とは、出前の配達員が常駐する拠点であり、
ASA(朝日新聞サービスアンカー)と小僧寿しが配達パートナー契約を結んでいます。
図5

ただし、デリバリー拠点あたりのオーダー数でみると、減少傾向にあります。
このため、「販売費および一般管理費」は前年同時期に比べて17億円増加しています。
デリバリー拠点増加による販管費を、オーダーによる収益が賄えていないと考えられます。

決算では、メインビジネスである食事のデリバリーサービスから、
ライフインフラへの転換を図っていくとの報告がありました。
2020年8月期は、事業の基盤構築に向けた投資のため、純利益が16億円の赤字となるようです。


2019年8月期の赤字額が、予想に比べて小さかったことは喜ばしいです。
しかし、2020年8月期は今期以上の赤字予想であり、
事業戦略も「ライフインフラへの転換を図る」という投資判断の指標とならない発表のみでした。

シロは、今回の決算短信では今回の決算発表を確認後、頭が真っ白になりました。
投資をしている以上、次中期の事業戦略についてさらなる情報が欲しいところです。

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