シロです。

IBMが2019年第3四半期(7~9月)の決算を発表しました。

1株あたりの利益(EPS)は2.68ドルと、前年同時期(3.42ドル)を下回りました。

売上高は180億2,800万ドルと、前年同時期(187億5,600万ドル)を下回りました。

純利益は16億7,200万ドルと、前年同時期(26億9,400万ドル)を下回りました。

2019年通期の1株あたりの利益(EPS)予想は、第2四半期決算より減少して12.80ドル以上です。
2018年度通期のEPSは9.51ドルでしたので、前年を大きく上回る予想です。
図1

IBMを構成する5つの事業部門の売上高を見てみましょう。

買収が完了したRed Hatを含むクラウド・コグニティブソフトウェア部門の売上は、前年同時期に比べて6.4%増加しています。
増益の要因は、セキュリティやIoT(モノのインターネット)、AI(人工知能)、クラウド技術によるITインフラ構築が好調であったためです。
また、クラウドデータプラットフォームや、認証アプリも好調でした。

コンサルティングやアプリ運営を行うグローバル・ビジネス・サービス部門の売上高は、
コンサルティングが好調であったため、前年同時期に比べて1.0%増加しました。

インフラやクラウドサービスのサポートを行うグローバル・テクノロジー・サービス部門の売上高は、
前年同時期に比べて-5.6%減益です。

システムのハードウェアや、OSを扱うシステム部門の売上高は、前年同時期に比べて-14.7%の減益です。

資金調達や使用機器の販売を行うグローバル・ファイナンシング部門も前年同時期に比べて-11.6%の減益でした。

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IBMは、2019/4に組織改正を行い、現在の5事業部門となりました。
組織改正の目的は、Red Hat買収後、すぐに関連業務で収益化を図るためです。

2019年7月のRed Hat買収完了後、Red Hat関連業務の売上高は19%増加しました。

一方、売上高はRed Hat買収による増収を盛り込んだ予想を下回る結果となりました。
また、売上高は、5期連続で前年同時期よりも減少しています。
これらマイナス要因から、株価は決算発表後に約6%下がり、現在133ドルとなっています。

図2

2019年第2四半期では好調と見られたIBMですが、
Red Hat買収の影響が予想よりも小さかったことで、今後も株価の低迷が予想されます。


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