シロです。

米大手飲料メーカー コカ・コーラ(ティッカーシンボル:KO)が
2019年第3四半期(7~9月)の決算を発表しました。

売上高は95億ドルと、昨年同時期(87億7,500万ドル)に比べて8%増加しました。
1株あたりの利益(EPS)は0.56と、前年同時期(0.57)より若干減少しました。

2019年通期のEPSは、これまでと同じ2.06~2.10ドルとの予想でした。
2019年通期の売上高成長率の予想は、これまでの+5%から、+5%以上と上方修正しました。 
また、通貨の為替変動の除く売上高は、今期買収した大手コーヒーチェーン、
コスタ・コーヒーの買収などの利益も寄与しており、少なくとも12%の成長を見込んでいます。

さらに、2020年通期の売上高成長率は+1~2%と見込んでおり、さらなる成長が期待されます。

coca-cola-1218688_1280

SPONSORED LINK


コカ・コーラの2019年第3四半期の地域別販売量、売上高、営業利益をまとめました。

売上高と営業利益の対前年比

欧州・中東
アフリカ
ラテンアメリカ北アメリカアジア太平洋
売上高+0.1%+4.3%+1.5%+3.0%
営業利益-5.0%ー5.8%-3.3%-3.3%
為替影響を除く
営業利益
+7%+5%-3%+3%

2019年第3四半期の営業利益は27億2,400万円であり、昨年同時期(28億5,000万円)に比べて、
-4.4%の減益でした。
内訳は上表のとおりで、いずれの地域においても営業利益は昨年同時期に比べて減益でした。

ただし、北アメリカを除く地域の営業利益は、為替の影響を除くと増益であり、
売上高減少の原因はほぼ為替の影響であることがわかります。
特に、アジア太平洋では販売量が4%増加しており、
主に東南アジア、中国、インドでの販売量の増加が影響しています。


各飲料分野の動向は次の通りです。

炭酸飲料
主力部門である炭酸飲料は2%成長しました。
特に、コカ・コーラの3%成長、およびコカ・コーラゼロが2桁台の売上成長が寄与しています。

ジュース・乳製品・植物性飲料
中国でミニッツメイドパルピーの売上が急成長するとともに、
北米でミニッツメイドをはじめとする各商品の売上増加が成長をけん引しました。
中東の大手ジュースブランド「ラニ」の減益を加えても、1%の売上成長でした。

コーヒー部門
コーヒー部門の売上は4%の成長でした。
日本での売り上げが伸びたことに加えて、トルコと北米のお茶販売量の増加が寄与しています。

エナジードリンク部門
コカ・コーラブランド初のエナジードリンクである「コカ・コーラエナジー」は、
今四半期で既に25か国以上で販売されています。
さらに、2020年1月より、アメリカで新フレーバーの「コカ・コーラエナジーチェリー」の発売が予定されています。

コカ・コーラ社は、主力製品の炭酸飲料のみならず、コーヒー部門、
エナジードリンク部門にも進出して、成長を続けています。

米中貿易摩擦の影響で株価が一時低迷していたコカ・コーラですが、
今回の決算が好感触のため、株価はここ1か月で最高値の54.84ドルに高騰しました。

図1



コカ・コーラは、炭酸飲料を主力とした事業戦略をとってきましたが、
世界の健康志向に合わせてコカ・コーラゼロやローシュガーコーヒーなどの新商品を投入し、
飲料業界でのシェアを拡大しています。
コカ・コーラは、今後もぜひ保有するべき高配当銘柄です。


にほんブログ村 その他生活ブログ 節約・節約術へ 

SPONSORED LINK