商品名:スターバックス パイクプレストロースト
購入価格:1,378円(793g、2021年2月)
山本コーヒーやLionなど、数種類のコーヒー粉が販売されているコストコでは、大手コーヒーチェーンスターバックスコーヒーの粉や豆も販売されています。今回はスターバックスの「パイクプレスロースト」を購入しました。
スターバックスの「パイクプレスロースト」は793gで1,378円でした(時期によってお値段は変動するようです)。コーヒー1杯分(180ml)につき大さじ2杯(10g)であり、本製品はコーヒー約79杯分、つまり1杯あたりの価格は約17円です。スターバックスのコーヒーがこんなに安く飲めるとは驚きですよね。
気になるテイストは、香ばしいコーヒーの香りが特徴的です。ピリッとした酸味・苦みを感じ、ほどよい甘さを感じますが、コクが薄めです。万人受けする飲みやすい味ですが、コーヒー好きには物足りないかもしれません。
今回は、コストコの「スターバックス パイクプレスロースト」の商品詳細や、価格、味をレビューします!
この記事のもくじ
〇 商品詳細
〇 パイクプレイスローストとは
〇 パイクプレイスローストの中身
〇 パイクプレイスローストの淹れ方
〇 パイクプレイスローストの味レビュー
〇 パイクプレイスローストの保存方法
〇 コスパ
〇 おわりに
名称:レギュラーコーヒー(粉)
原材料名:コーヒー豆(生豆生産国名:コロンビア、ブラジル)
内容量:793g
賞味期限:購入日より約5か月
保存方法:直射日光や高温多湿を避け保存してください
使用上の注意:開封後は密閉容器に移し替えて、できるだけ早く使用してください。
挽き方:中挽き
原産国名:アメリカ
輸入者:ネスレ日本株式会社
※インスタントコーヒーではありませんので、抽出器具が必要です。
「パイクプレイス」は、スターバックス1号店「STARBUCKS, Pike Street Roastery」があるPike Street(パイクストリート)の名前を冠しています。
2008年に発売されたこちらの製品は、数種類のコーヒー豆の特性を組み合わせ、お客様が一日を通して楽しめるようなブレンドとして開発されました。HPには次のように記載されています。
チョコレートナッツ、シナモンなどと相性がよいそうです。コストコでは、コーヒーだけでなくクッキーやケーキなども販売されており、これらと相性のよいコーヒーを開発したのですね。
パッケージを開封すると、中には793gの焙煎された粉が入っています。開封した瞬間、珈琲専門店のような香りが部屋に漂います!
挽き方は「中挽き(ちゅうびき)」です。珈琲豆の挽き方は、極細挽き、細挽き、中細挽き、中挽き、粗挽きの5種類があり、それぞれ粒度(コーヒー豆の細かさ)が異なります。
中挽きは、ザラメとグラニュー糖の間ぐらいの粒度で、市販のコーヒードリッパーやコーヒーメーカーを使って抽出するのに適した粒度です。一般的な粒度である「中細挽き」に比べて、ゆっくりと時間をかけて抽出されるそうです。
さっそく美味しい入れ方に沿って入れていきます。こちらの商品はドリッパーはついていませんので、別途購入する必要があります。
我が家では、コーヒーフィルダー、ドリッパーともに、ダイソーで100円で購入しました。ダイソーでは、樹脂製、陶器製、ステンレス製折りたたみ、の3種類のドリッパーを販売しています。ドリッパーの角度や穴の大きさによって味や風味が変わるそうですが、我が家はダイソーの樹脂製ドリッパーで大満足しています。
まずコーヒーフィルターをセットしたドリッパーに、大さじ2杯(10g)分のコーヒーの粉を入れます。粉を入れた後、軽く振って表面を平らにします。
熱湯を粉全体にしみわたるようにゆっくりと注ぎ、20秒程蒸らします。
「蒸らす」ことで、珈琲豆が膨張して表面積が大きくなり、お湯に触れる面積が大きくなってコーヒーの味わいや風味、酸味成分が溶け出しやすくなるのです。
参考:豆を焙煎した時に発生する二酸化炭素などのガスを逃がすという目的もあります。ガスがあるとコーヒー豆と熱湯がうまく触れないため、最初に蒸らしてガスを放出させるのです。ただし、本製品のように粉で販売するときは、通常、輸送中の劣化を防ぐため、袋に封入する前にガスを放出する作業を行っています。
蒸らした後は、熱湯180mlを2~3回に分けて注ぎ入れます。
さっそく一口飲んでみると、ローストした豆の風味とともに、強めのピリッとした苦味・酸味を感じます。口当たりはあっさりしていますが、旨味やコクはほとんど感じられず、万人受けする味です。
「ブレンド」ということで、いろいろなコーヒー豆をブレンドし、コーヒーの特徴を消してあります。クセやコクが少ないので、毎日朝昼晩飲んでも飽きがこない味だと思います。
ただし、クセやコクが少ないので、コーヒーそのものの美味しさを味わいたいという方には物足りないかもしれません。様々なコーヒーを飲みなれている嫁の反応は、
これは、珈琲豆が「コーヒーノキ」という植物の実の種、つまり生鮮食品だからです。果物や野菜でも、常温保存しておくと酸化して、味や風味が落ちてしまいます。さらにコーヒーの粉は、植物の実を挽いているため表面積が大きく、酸化スピードが速いため味や風味が落ちる速度も速いです。
珈琲の粉の保存のポイントは、次の4点です。
これらを考慮すると、珈琲粉の保存は、使用するまでは未開封がおすすめです。
ただし、コーヒー粉は793gもありますので、一度開封した後は、ジップロックに移し替えて冷凍をおすすめします。冷凍庫であれば、紫外線や日光は当たらず、低温・低湿だからです。また、小分けにしておくことで、開け閉めの際に余分な湿気を吸うのを防ぐことが出来ます。
我が家は、開封した日に上記のようにジップロックに全て移し替え、冷凍保存しています。保存前に中の空気を抜いて酸素量を減らしておくと、さらに長持ちすると思います。(パック内を真空状態に近づけられる器具を使うと良いですね。)
今回は、コストコやAmazon、楽天市場で販売されているレギュラーコーヒーとお値段を比較してみます!
今回比較した中では、山本珈琲館のヨーロピアンブレンド粉1kgが最もお買得でした。ただし、Amazonやコストコで販売されているレギュラーコーヒーもほぼ同等のお値段です。
コストコで販売されているスターバックスの「パイクプレイスロースト」は、Amazonよりはお買得でしたが、他のレギュラーコーヒーよりも3割以上も割高でした。スターバックスのブランド価格なのでしょうか・・(汗)
お値段は、Amazonや楽天市場で販売されている大手コーヒーメーカーのレギュラーコーヒーよりも3割以上も割高でした。
我が家は、山本珈琲のヨーロピアンブレンドを飲みなれているためか、パイクプレイスローストの香りは良いのですが、酸味・苦みが強く味が薄いコーヒーに感じました。お値段も5割以上も割高でしたので、もうリピ買いはしないと思います。
リピ買い:なし
おすすめ度:★
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購入価格:1,378円(793g、2021年2月)
山本コーヒーやLionなど、数種類のコーヒー粉が販売されているコストコでは、大手コーヒーチェーンスターバックスコーヒーの粉や豆も販売されています。今回はスターバックスの「パイクプレスロースト」を購入しました。
スターバックスの「パイクプレスロースト」は793gで1,378円でした(時期によってお値段は変動するようです)。コーヒー1杯分(180ml)につき大さじ2杯(10g)であり、本製品はコーヒー約79杯分、つまり1杯あたりの価格は約17円です。スターバックスのコーヒーがこんなに安く飲めるとは驚きですよね。
気になるテイストは、香ばしいコーヒーの香りが特徴的です。ピリッとした酸味・苦みを感じ、ほどよい甘さを感じますが、コクが薄めです。万人受けする飲みやすい味ですが、コーヒー好きには物足りないかもしれません。
今回は、コストコの「スターバックス パイクプレスロースト」の商品詳細や、価格、味をレビューします!
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〇 パイクプレイスローストとは
〇 パイクプレイスローストの中身
〇 パイクプレイスローストの淹れ方
〇 パイクプレイスローストの味レビュー
〇 パイクプレイスローストの保存方法
〇 コスパ
〇 おわりに
商品詳細
商品名:STARBUCKS PIKE PLACE ROAST 793g名称:レギュラーコーヒー(粉)
原材料名:コーヒー豆(生豆生産国名:コロンビア、ブラジル)
内容量:793g
賞味期限:購入日より約5か月
保存方法:直射日光や高温多湿を避け保存してください
使用上の注意:開封後は密閉容器に移し替えて、できるだけ早く使用してください。
挽き方:中挽き
原産国名:アメリカ
輸入者:ネスレ日本株式会社
※インスタントコーヒーではありませんので、抽出器具が必要です。
パイクプレイスローストとは
STARBUCKS(スターバックス)とは、1971年にアメリカのシアトルで開業した大手コーヒーチェーン店です。シアトル系コーヒーとともに、ソファや落ち着いたお店の雰囲気が特徴で、日本でも約1,000店舗を展開しています。「パイクプレイス」は、スターバックス1号店「STARBUCKS, Pike Street Roastery」があるPike Street(パイクストリート)の名前を冠しています。
2008年に発売されたこちらの製品は、数種類のコーヒー豆の特性を組み合わせ、お客様が一日を通して楽しめるようなブレンドとして開発されました。HPには次のように記載されています。
ココアや煎ったナッツのようなほのかな香ばしさに、バランスのとれたなめらかな口あたりが特徴のコーヒー。一日を通して、また毎日でもお楽しみいただけます。
【バリスタのおすすめポイント】
プレイス® ローストは、チョコレートナッツ、シナモンと相性のいいコーヒーです。なめらかなコクがあるので、フードの生地感も軽めから中程度のものをおすすめします。シンプルなドーナツともよく合います。
【バリスタのおすすめポイント】
プレイス® ローストは、チョコレートナッツ、シナモンと相性のいいコーヒーです。なめらかなコクがあるので、フードの生地感も軽めから中程度のものをおすすめします。シンプルなドーナツともよく合います。
チョコレートナッツ、シナモンなどと相性がよいそうです。コストコでは、コーヒーだけでなくクッキーやケーキなども販売されており、これらと相性のよいコーヒーを開発したのですね。
パイクプレイスローストの中身
パッケージを開封すると、中には793gの焙煎された粉が入っています。開封した瞬間、珈琲専門店のような香りが部屋に漂います!
挽き方は「中挽き(ちゅうびき)」です。珈琲豆の挽き方は、極細挽き、細挽き、中細挽き、中挽き、粗挽きの5種類があり、それぞれ粒度(コーヒー豆の細かさ)が異なります。
中挽きは、ザラメとグラニュー糖の間ぐらいの粒度で、市販のコーヒードリッパーやコーヒーメーカーを使って抽出するのに適した粒度です。一般的な粒度である「中細挽き」に比べて、ゆっくりと時間をかけて抽出されるそうです。
コーヒーの淹れ方
個包装の側面、および裏面にコーヒーの淹れ方が紹介されています。【コーヒーの淹れ方】
コーヒー豆(粉)大さじ2杯に約180mlの水が目安です。
コーヒー豆(粉)大さじ2杯に約180mlの水が目安です。
さっそく美味しい入れ方に沿って入れていきます。こちらの商品はドリッパーはついていませんので、別途購入する必要があります。
我が家では、コーヒーフィルダー、ドリッパーともに、ダイソーで100円で購入しました。ダイソーでは、樹脂製、陶器製、ステンレス製折りたたみ、の3種類のドリッパーを販売しています。ドリッパーの角度や穴の大きさによって味や風味が変わるそうですが、我が家はダイソーの樹脂製ドリッパーで大満足しています。
まずコーヒーフィルターをセットしたドリッパーに、大さじ2杯(10g)分のコーヒーの粉を入れます。粉を入れた後、軽く振って表面を平らにします。
熱湯を粉全体にしみわたるようにゆっくりと注ぎ、20秒程蒸らします。
「蒸らす」ことで、珈琲豆が膨張して表面積が大きくなり、お湯に触れる面積が大きくなってコーヒーの味わいや風味、酸味成分が溶け出しやすくなるのです。
参考:豆を焙煎した時に発生する二酸化炭素などのガスを逃がすという目的もあります。ガスがあるとコーヒー豆と熱湯がうまく触れないため、最初に蒸らしてガスを放出させるのです。ただし、本製品のように粉で販売するときは、通常、輸送中の劣化を防ぐため、袋に封入する前にガスを放出する作業を行っています。
蒸らした後は、熱湯180mlを2~3回に分けて注ぎ入れます。
パイクプレイスローストの味レビュー
珈琲を淹れている時から、コーヒー豆のほろ苦い香ばしい香りが漂ってきます。さっそく一口飲んでみると、ローストした豆の風味とともに、強めのピリッとした苦味・酸味を感じます。口当たりはあっさりしていますが、旨味やコクはほとんど感じられず、万人受けする味です。
「ブレンド」ということで、いろいろなコーヒー豆をブレンドし、コーヒーの特徴を消してあります。クセやコクが少ないので、毎日朝昼晩飲んでも飽きがこない味だと思います。
ただし、クセやコクが少ないので、コーヒーそのものの美味しさを味わいたいという方には物足りないかもしれません。様々なコーヒーを飲みなれている嫁の反応は、
コーヒー豆の香りと酸味、苦みはあるけど、薄い。お湯の分量間違えた?(いいえ、間違えていません・・・)
パイクプレイスローストの保存方法
パイクプレイスローストのパッケージに記載されている賞味期限は、購入日より約5カ月です。でも、開封して常温保存しておくと、2週間もせずに味も風味も落ちてしまいます。これは、珈琲豆が「コーヒーノキ」という植物の実の種、つまり生鮮食品だからです。果物や野菜でも、常温保存しておくと酸化して、味や風味が落ちてしまいます。さらにコーヒーの粉は、植物の実を挽いているため表面積が大きく、酸化スピードが速いため味や風味が落ちる速度も速いです。
珈琲の粉の保存のポイントは、次の4点です。
〇 酸素に触れる頻度を減らす
〇 紫外線や日光に当てない
〇 高温を避ける
〇 多湿を避けて、一定の湿度に保つ
〇 紫外線や日光に当てない
〇 高温を避ける
〇 多湿を避けて、一定の湿度に保つ
これらを考慮すると、珈琲粉の保存は、使用するまでは未開封がおすすめです。
ただし、コーヒー粉は793gもありますので、一度開封した後は、ジップロックに移し替えて冷凍をおすすめします。冷凍庫であれば、紫外線や日光は当たらず、低温・低湿だからです。また、小分けにしておくことで、開け閉めの際に余分な湿気を吸うのを防ぐことが出来ます。
我が家は、開封した日に上記のようにジップロックに全て移し替え、冷凍保存しています。保存前に中の空気を抜いて酸素量を減らしておくと、さらに長持ちすると思います。(パック内を真空状態に近づけられる器具を使うと良いですね。)
コスパ
スターバックスのパイクプレイスロースト粉は、793gで1,378円でした。1杯あたり大さじ2杯(10g)とすると1袋で約79杯分、コーヒー1杯あたりの価格は17円です。今回は、コストコやAmazon、楽天市場で販売されているレギュラーコーヒーとお値段を比較してみます!
商品名 | 販売元 | 内容量 | 価格 | 1杯あたり の価格 |
---|---|---|---|---|
スターバックス パイクプレイスロースト | コストコ | 793g (79杯分) | 1,378円 | 17.4円 |
山本珈琲館 ヨーロピアンブレンド(粉) | コストコ | 1kg (83杯分) | 968円 | 11.7円 |
ゴールドスペシャル![]() | Amazon (UCC) | 1kg (約91杯分) | 1,081円 | 11.8円 |
ちょっと贅沢な珈琲店 スペシャルブレンド ![]() | Amazon (AGF) | 1kg (約100杯分) | 1,318円 | 13.2円 |
パイクプレイス ロースト 793g | Amazon | 793g (79杯分) | 1,940円 | 24.5円 |
今回比較した中では、山本珈琲館のヨーロピアンブレンド粉1kgが最もお買得でした。ただし、Amazonやコストコで販売されているレギュラーコーヒーもほぼ同等のお値段です。
コストコで販売されているスターバックスの「パイクプレイスロースト」は、Amazonよりはお買得でしたが、他のレギュラーコーヒーよりも3割以上も割高でした。スターバックスのブランド価格なのでしょうか・・(汗)
おわりに
コストコで販売しているスターバックスの「パイクプレイスロースト」は、ローストした豆の風味、香ばしい香りで、あっさりした口当たりのコーヒーです。強めのピリッとした苦味・酸味を感じますが、旨味やコクは少なく飲みやすい万人受けする味です。お値段は、Amazonや楽天市場で販売されている大手コーヒーメーカーのレギュラーコーヒーよりも3割以上も割高でした。
我が家は、山本珈琲のヨーロピアンブレンドを飲みなれているためか、パイクプレイスローストの香りは良いのですが、酸味・苦みが強く味が薄いコーヒーに感じました。お値段も5割以上も割高でしたので、もうリピ買いはしないと思います。
リピ買い:なし
おすすめ度:★
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